softbank光とフレッツ光の違いについて分かりやすく解説します。
どちらも同じNTTの回線を使っているのに、料金やサービスに差があるのはなぜ?
「どっちを選べばいいのか分からない」「スマホ割があるって本当?」そんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
こういった疑問や悩みに答えます。
この記事を読めば、softbank光とフレッツ光の違いが一目で理解でき、自分や家族に合った回線を選べるようになります。
これから契約や乗り換えを考えているあなたにとって、きっと参考になる内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
softbank光とフレッツ光の違いを徹底解説
softbank光とフレッツ光の違いについて徹底解説していきます。どちらもNTTの光回線を使っているので似ている部分が多いですが、料金や契約の仕組みに大きな差がありますよ。
①契約形態の違い
ソフトバンク光は「光コラボレーション」と呼ばれる形で、回線とプロバイダがセットになったサービスです。つまり契約も請求も1本化されていて、分かりやすさが大きな特徴ですね。
一方でフレッツ光は、NTTの回線とプロバイダを別々に契約します。そのため、請求先が2つになったり、問い合わせ窓口がNTTとプロバイダで分かれるのが特徴です。
シンプルさを重視するならソフトバンク光が便利ですし、自分好みのプロバイダを選びたいならフレッツ光が向いています。
契約形態の違いは、料金やサポートの受けやすさにも直結する大事なポイントなんです。
②料金体系の違い
料金面ではソフトバンク光の方がシンプルで分かりやすいです。戸建てで月額5,720円、マンションで4,180円と、プロバイダ料金込みの値段になっています。
フレッツ光は回線料金とプロバイダ料金が別々なので、合計すると戸建てで7,000円前後になるケースもあります。
さらにソフトバンク光は「おうち割 光セット」でスマホ代も割引されるので、ソフトバンクやワイモバイルを使っている人にとっては大きなメリットになります。
料金重視で考えると、セット割込みでソフトバンク光の方がお得になりやすい傾向がありますよ。
③プロバイダ選択の違い
ソフトバンク光はプロバイダが「Yahoo!BB」で固定されています。選ぶ自由はないものの、安定したサービスを受けられるメリットがありますね。
一方でフレッツ光はプロバイダを自由に選べます。料金が安いものや速度が速いものなど、自分のライフスタイルに合わせて選択可能です。
ただし選び方によっては速度やサービスに差が出るため、初心者には少しハードルが高い面もあります。
④通信速度の違い
最大速度はどちらも1Gbpsで、物理的な回線は同じNTTの設備を利用しているので基本性能はほぼ同じです。
実測値を見ると、ソフトバンク光は平均400〜500Mbps程度、フレッツ光も300〜400Mbps程度で大きな差はありません。
ただしフレッツ光はプロバイダによって速度差が出やすく、選ぶプロバイダ次第で快適さが変わることもあります。
安定した速度を求めるなら、窓口やプロバイダが一体化しているソフトバンク光の方が安心感がありますね。
⑤問い合わせ窓口の違い
サポート窓口にも違いがあります。ソフトバンク光は回線もプロバイダもソフトバンクが一括で対応してくれます。
フレッツ光は回線はNTT、接続やサービス関連はプロバイダと、窓口が分かれているので状況によってどちらに問い合わせるかを判断しなければなりません。
トラブル時の手間を減らしたい人には、窓口が一本化されたソフトバンク光が便利です。
softbank光とフレッツ光の料金比較5ポイント
softbank光とフレッツ光の料金を5つの観点から比較していきましょう。
①戸建てとマンションの料金
戸建てならソフトバンク光が5,720円、フレッツ光は回線料に加えてプロバイダ料がかかるので7,000円前後になることもあります。
マンションではソフトバンク光が4,180円、フレッツ光は4,500円〜5,500円程度と少し高めです。
長期的に見ると、この差額が積み重なって大きな違いになります。
②プロバイダ料金の有無
ソフトバンク光はプロバイダ料金込み。フレッツ光は別途必要です。
この違いが毎月の支払いのシンプルさやお得さに直結します。
③初期費用や工事費
ソフトバンク光は工事費が31,680円とやや高いですが、キャンペーンで実質無料になることもあります。
フレッツ光は22,000円程度で、やや安め。ただしプロバイダ契約が別途必要です。
すでにフレッツ光を使っているなら、ソフトバンク光へ「転用」して工事費を抑える方法もあります。
④キャンペーンや特典
ソフトバンク光はキャッシュバックや工事費実質無料など、豊富なキャンペーンがあります。
フレッツ光も「光はじめ割」などの割引はありますが、ソフトバンク光の方が派手でお得に感じやすいですね。
⑤スマホセット割の有無
ソフトバンク光はソフトバンク・ワイモバイルユーザーに「おうち割 光セット」が適用されます。
家族全員のスマホ料金が毎月割引されるので、世帯全体で見るとかなりお得になります。
フレッツ光にはこうしたスマホ割はありません。
softbank光とフレッツ光の速度や安定性を比較
softbank光とフレッツ光の速度や安定性を比較していきます。同じNTT回線を使っているので最大速度は基本的に同じですが、実際の使い勝手には違いがあるんですよ。
①最大速度の比較
どちらも1Gbpsのサービスが基本です。また、地域によっては10Gbpsの高速プランも用意されています。
最大値だけを見ればほとんど差はなく、同じ土台のサービスといえます。
②実測速度の傾向
実測速度ではソフトバンク光が400〜500Mbps前後、フレッツ光が300〜400Mbps前後といわれています。
体感としてはどちらも動画視聴やオンラインゲームに十分使える速さです。
ただ、プロバイダを自由に選べるフレッツ光は、選んだプロバイダ次第で速度が落ちることもあるんですね。
③混雑時間帯の違い
夜のゴールデンタイムには利用者が増えるため、どちらも速度低下が起こる場合があります。
ただし窓口や管理が一元化されているソフトバンク光の方が安定していると感じる人も多いです。
④IPv6対応の有無
どちらもIPv6に対応しています。特に混雑を避けやすい「IPv6 IPoE接続」に対応しているかが重要です。
プロバイダによってはIPv6に非対応のところもあるので、フレッツ光の場合はプロバイダ選びがより大切になります。
softbank光とフレッツ光のメリットとデメリット
ここではsoftbank光とフレッツ光のメリットとデメリットを整理していきます。自分に合う方を選ぶために、良い点と注意点をしっかり確認しましょう。
①softbank光のメリット
料金がシンプルで分かりやすく、プロバイダ料込みで割安です。
またスマホ割「おうち割 光セット」があるため、家族でソフトバンクやワイモバイルを使っている場合は毎月かなり節約できます。
さらに契約やサポートが一元化されていて、トラブル対応もスムーズなのが魅力です。
②softbank光のデメリット
プロバイダがYahoo!BBで固定されるため、自由に選ぶことができません。
またフレッツ光に比べて工事費が高めに設定されているのも注意点です。
③フレッツ光のメリット
プロバイダを自由に選べるのが最大のメリットです。自分の用途や希望に合わせてカスタマイズできます。
また、光回線の提供元であるNTTと直接契約できる安心感があります。
④フレッツ光のデメリット
回線とプロバイダを別々に契約する必要があり、料金体系や請求が複雑になりがちです。
またスマホとのセット割がなく、総額がソフトバンク光より高くなるケースも多いです。
softbank光とフレッツ光どっちを選ぶべきか
最後に、どちらを選ぶべきかについてまとめます。ライフスタイルや重視したいポイントで選び方は変わりますよ。
①スマホ利用者におすすめの選び方
ソフトバンクやワイモバイルを使っているならソフトバンク光一択です。セット割が強力で、家族全体の通信費を抑えられます。
②プロバイダにこだわりたい人の選び方
通信速度やサービス内容にこだわりたいならフレッツ光が有利です。プロバイダを選べるので、自分に合うプランを探せます。
③引っ越しや乗り換え時の注意点
すでにフレッツ光を利用している人は、ソフトバンク光に転用すれば工事不要で簡単に乗り換えできます。
逆にフレッツ光へ新規契約する場合は工事費がかかるので、タイミングや費用面をよく確認しましょう。
④総合的におすすめなのはどちらか
総合的に見ると、料金の安さとサポートのわかりやすさからソフトバンク光がおすすめです。
ただし「プロバイダを自由に選びたい」「NTT直接契約の安心感がほしい」人にはフレッツ光も十分選ぶ価値があります。
今回はsoftbank光とフレッツ光の違いについて解説しました。
どちらも同じNTTの回線を使っているため速度やエリアはほぼ同じですが、料金や契約の仕組み、スマホ割の有無などに大きな差がありましたね。
料金やサポートの分かりやすさを重視するならsoftbank光、プロバイダを自由に選びたい人やNTT直接契約に安心感を求めるならフレッツ光が向いています。
ライフスタイルや家族のスマホ状況によってベストな選択は変わります。
この記事があなたの回線選びの参考になれば嬉しいです!