softbank光 インターネット接続タイプについて分かりやすく解説します。
「softbank光って接続タイプがいくつあるの？」「IPv6は速いって聞くけど本当？」「光BBユニットは必要なの？」と疑問を持つ方は多いですよね。
こういった疑問や悩みに答えます。
この記事では、接続方式の違いやメリット・デメリットを整理し、あなたに最適な選び方を紹介します。
読み終わる頃には、自分に合った接続タイプが分かり、安心して快適なネット環境を整えられるはずです。ぜひ最後までご覧くださいね。
softbank光 インターネット接続タイプの基本を徹底解説
softbank光のインターネット接続タイプについて、基本から分かりやすく解説していきますね。利用者が知っておくべきのは大きく分けて2種類の接続方式です。
① 接続タイプは大きく2種類
softbank光の接続方式は「PPPoE接続」と「IPv6高速ハイブリッド（IPv6 IPoE + IPv4）」の2つに分かれます。
PPPoEは従来型で、認証ID（S-ID）とパスワードを使ってログインする仕組みです。IPv4で動作するため、インターネットの多くのサイトと相性が良いのが特徴です。
一方で、IPv6高速ハイブリッドは最新の接続方式。IPoEという仕組みで混雑を避けやすく、IPv6とIPv4の両方を同時に使えるのが魅力ですね。
つまり「安定かつ速い通信を求めるならIPv6高速ハイブリッド」「設定の自由度や自前ルーター利用を重視するならPPPoE」と考えるとわかりやすいですよ。
② PPPoE接続の特徴
PPPoEは昔から使われている接続方式です。回線業者から提供される「S-ID」と「パスワード」を入力して認証します。
この方式のメリットは、自分の市販ルーターを自由に使えること。たとえば最新のWi-Fi 6対応ルーターを購入して、それで接続したい方には便利なんです。
ただしデメリットもあります。PPPoEは回線の混雑に影響を受けやすく、特に夜間の利用者が多い時間帯に速度低下が起こりがちです。
そのため「日中は問題ないけど夜は遅い」という声も少なくありません。
③ IPv6高速ハイブリッドの特徴
IPv6高速ハイブリッドは、SoftBank光が推奨する最新方式です。IPoEという仕組みを使うので、回線混雑の影響を受けにくいのがポイント。
さらにIPv4も同時に利用できるため、古いサイトやアプリも問題なく動作します。これが「ハイブリッド」と呼ばれる理由です。
ただし注意点があります。この方式を使うには必ず「光BBユニット」という専用機器が必要なんです。市販ルーター単体では利用できません。
速度や安定性を求める方には心強い方式ですが、追加で月額料金がかかる点は検討材料になりますね。
④ 光BBユニットの役割
光BBユニットはSoftBankが提供するルーターです。IPv6高速ハイブリッドを使うための必須機器で、IPoEの機能が内蔵されています。
さらに電話サービスやWi-Fi機能もまとめて提供できるため、これ1台で幅広く活用できます。
ただし市販ルーターを利用したい場合は、光BBユニットと組み合わせてブリッジ接続する必要があります。少し複雑ですが、柔軟性は高いですよ。
softbank光 インターネット接続タイプごとのメリットとデメリット
ここでは接続方式ごとにメリットとデメリットを整理します。
① PPPoE方式のメリットと弱点
PPPoE方式のメリットは、市販ルーターを自由に使える点と、追加機器を契約しなくてもよい点です。コストを抑えたい人にはぴったりですね。
しかし弱点は速度。混雑時には通信速度が大きく落ち込むことがあります。特に夜の時間帯に動画やゲームを利用する人は不満を感じるかもしれません。
② IPv6高速ハイブリッドの強みと注意点
IPv6高速ハイブリッドの強みは何といっても速さと安定性です。IPoE方式のおかげで回線が混雑しても影響を受けにくいんです。
またIPv4も併用できるため、古いWebサービスとも互換性が高いのも安心ポイントです。
注意点は光BBユニット必須という条件。月額料金が発生するので、コストを抑えたい人にはネックになるかもしれません。
③ 光BBユニット利用のメリットとデメリット
光BBユニットのメリットは、IPv6高速ハイブリッドが使えることに加えて、Wi-Fi機能や固定電話サービスも一括で管理できる点です。
一方デメリットは、月額料金が発生することと、市販ルーターを単独で使えないこと。自由度を求める方にはやや不便に感じるかもしれません。
softbank光 インターネット接続タイプ別のおすすめ利用シーン
利用シーンごとに、どの接続タイプが合うのかを紹介します。
① 動画視聴やリモートワークに最適なタイプ
安定性が重視される動画視聴やリモート会議では、IPv6高速ハイブリッドがベストです。混雑に強く、途切れにくいのが安心材料になります。
② オンラインゲームにおすすめのタイプ
ゲームは遅延やラグが少ないことが重要です。IPv6高速ハイブリッドは混雑を避けられるので、快適に遊びやすいですよ。
③ 家族利用や複数デバイス利用時の最適タイプ
家族で複数のデバイスを同時に使うなら、やはりIPv6高速ハイブリッドです。帯域を効率的に利用できるため、全員が快適に使えます。
softbank光 インターネット接続タイプの設定方法
実際に接続するための方法を整理します。
① 光BBユニットを使った接続設定
光BBユニットをONUやHGWにつなぎ、電源を入れるだけで基本的には接続できます。初期状態でIPv6高速ハイブリッドが有効になっているので簡単です。
② 市販ルーターを利用した接続方法
市販ルーターは基本的にブリッジモードに設定して、光BBユニットと併用します。こうすることでIPv6高速ハイブリッドを利用しながら最新ルーターのWi-Fi機能も活かせます。
③ PPPoE設定での接続手順
光BBユニットを使わずに市販ルーター単体で接続する場合は、PPPoE方式になります。SoftBankから提供されるS-IDとパスワードを入力して設定を行います。
softbank光 インターネット接続タイプのトラブル対処法
最後に、接続トラブル時の対処法を紹介します。
① 速度が遅いときの確認ポイント
速度が遅いと感じたら、まずIPv6高速ハイブリッドが有効になっているか確認しましょう。光BBユニットの設定画面や契約内容で確認できます。
また、IPv6パケットフィルタが有効になっていると速度が出ないことがあるので、解除するのもポイントです。
② 接続できないときの見直し方法
接続できない場合は機器の再起動を試しましょう。ONUや光BBユニットの電源を切って数分待ち、再度入れると改善するケースが多いです。
またケーブルの差し込み忘れや緩みも意外と多い原因ですのでチェックしてみてくださいね。
③ サポートに依頼する前のチェック項目
サポートに連絡する前に、以下を確認しておくとスムーズです。
- 光BBユニットのランプ状態
- IPv6設定の有効化状況
- 市販ルーターのモード設定
- S-IDとパスワードの入力内容
ここまで確認しても改善しない場合は、SoftBankサポートに依頼しましょう。
今回は、softbank光のインターネット接続タイプについて解説しました。
接続方式には「PPPoE」と「IPv6高速ハイブリッド」があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
速度や安定性を重視するなら「IPv6高速ハイブリッド」、コストや自由度を重視するなら「PPPoE」という選び方が分かりやすいでしょう。
また、光BBユニットの利用有無によって設定方法や使えるサービスが変わるので、契約前にしっかり確認しておくことが大切です。
この記事を参考に、自分に合った接続タイプを選んで、快適で安心できるネット環境を整えてくださいね。
