SoftBank光のWPS接続ってどうやるの?と悩んでいませんか。
WPSボタンを押すだけでWi-Fiがつながると聞いたけれど、「どのボタン?」「押す時間は?」と迷う人がとても多いんです。
こういった疑問や不安に答えます。
この記事では、SoftBank光でのWPS設定手順を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
ボタンの位置、押す時間、ランプの見方、つながらないときの対処法まで、すべてまとめました。
たった数分でWi-Fi接続が完了するコツを身につけて、快適なネット環境を手に入れましょう!
SoftBank光のWPSとは?仕組みと使い方をわかりやすく解説
ここでは、SoftBank光のWPS機能について、初めての方でもすぐ理解できるように解説しますね。WPSはとても便利な機能ですが、知らないと「どのボタンを押せばいいの?」と迷ってしまう方も多いんですよ。
① WPSとは何か
WPS(Wi-Fi Protected Setup)とは、Wi-Fiの接続をボタンひとつで簡単に行える仕組みなんです。通常はSSIDや暗号キーを手入力する必要がありますが、WPSを使えばそれが不要になります。
たとえば、スマホやプリンターを新しくWi-Fiにつなぎたいとき、ルーターの「WPSボタン」を押して、端末側でWPS接続を選ぶだけ。数十秒でつながるので、文字入力が苦手な方にもピッタリですね。
このWPS機能は、セキュリティ規格「WPA2」や「WPA3」と組み合わせて安全に使える仕組みです。つまり、パスワードを使わない=危険、ではなく、正しく使えばしっかり保護されているんですよ。
SoftBank光のルーター(光BBユニット)にも、もちろんWPSボタンが搭載されています。これを使うと、家中のデバイスをスムーズにつなげることができますね。
ただし、WPSは「PIN方式」と「ボタン方式」の2種類があります。SoftBank光では、ボタン方式が主流で、安全かつ簡単に使えるよう設計されています。
この仕組みを知っておくだけで、接続トラブルの多くを防げるんです。意外と知られていませんが、WPSは“Wi-Fi初心者の強い味方”なんですよ。
② SoftBank光で使えるWPS機能の特徴
SoftBank光のルーター(光BBユニットやホームゲートウェイ)では、2.4GHzと5GHzの両方の帯域でWPSを使うことができます。しかも、押す秒数で接続する帯域を選べるんですよ。
たとえば、2秒押すと5GHz帯、5秒押すと2.4GHz帯のWPSが起動します。5GHzは通信が速く、2.4GHzは遠くまで電波が届きやすいという特徴がありますね。
これにより、用途に合わせたWi-Fi接続ができるのがSoftBank光の強みです。動画を観るときは5GHz、IoT家電など距離がある場合は2.4GHzというように使い分けできます。
さらに、光BBユニットでは「Wi-Fi」ランプが点滅している間に端末を接続すると、自動で通信設定が行われます。点滅が止まったら接続完了のサインです。
このように、押す時間とランプの状態を覚えておくと、設定で迷うことがなくなります。ほんの数十秒の作業でWi-Fiが安定するなんて、ありがたいですよね。
③ WPSを使うメリットと注意点
WPSの最大のメリットは、何といっても「パスワード入力が不要」という点です。長い英数字を手打ちするストレスから解放されるのは嬉しいですよね。
また、複数の端末を同時に接続したいときもスムーズ。スマホ、タブレット、プリンター、テレビなど、家庭内の機器を一気にWi-Fiへつなげます。
ただし注意点もあります。WPSは便利な反面、古いルーターや端末で「PIN方式」が有効になっていると、セキュリティ上のリスクが生じることがあります。
SoftBank光の最新機種ではボタン方式が標準のため心配ありませんが、古い端末を使っている場合はWPS PIN機能をオフにすることをおすすめします。
また、WPS接続中は他の人がアクセスできる可能性もゼロではないので、使うときは短時間で完了させるのが安全です。
使い方を理解しておけば、WPSはとても便利で安心な機能なんです。日常的に使うWi-Fiをもっと快適にしてくれますよ。
④ WPSに対応している機器の例
WPS対応機器は年々増えています。たとえば、スマートフォン(Android)、ノートパソコン、家庭用プリンター、ゲーム機、ネットワークカメラなどが代表的です。
以下のような機器がWPS対応として知られています。
| カテゴリ | 代表的な機器 |
|---|---|
| スマートフォン | Android(WPS対応モデル) |
| プリンター | Canon、EPSON、Brotherなど多くの家庭用モデル |
| ゲーム機 | PlayStation 4 / 5、Nintendo Switchなど |
| IoT家電 | Wi-Fi対応カメラ、スマートスピーカーなど |
ただし、iPhoneや一部の新型端末ではWPSが非対応のこともあります。その場合は、次章で紹介する「SSID・暗号キー入力」や「QRコード接続」を使えばOKです。
要するに、WPSが使えるかどうかを確認しておくことが、スムーズなWi-Fi設定の第一歩なんですね。
SoftBank光ルーターでWPS接続する手順5ステップ
SoftBank光のルーター(光BBユニット)を使って、実際にWPSでWi-Fi接続する手順を紹介しますね。難しそうに見えますが、やってみると本当に簡単です。
① 準備:光BBユニットの電源とWi-Fiランプを確認
まず最初に、光BBユニットの電源が入っているかを確認しましょう。電源ランプが緑に点灯していればOKです。
続いて「Wi-Fi」ランプが点灯または点滅しているかチェックします。もし消えている場合は、Wi-Fi機能がオフになっている可能性があります。
このとき、Wi-Fiランプがまったく点かない場合は、オプション契約「Wi-Fiマルチパック」が未加入かもしれません。
SoftBank光では、Wi-Fi機能を使うためにこのオプション契約が必要になります。契約状況はマイページで確認できますよ。
ここまで確認できたら、次のステップに進みましょう。
準備段階をしっかり行うことで、WPS接続の失敗を大きく減らせます。
② WPSボタンの位置と押す時間(2.4GHz/5GHz)
次に、光BBユニットの背面または側面にある「WPSボタン」を探します。機種によっては「機能ボタン」と書かれている場合もありますが、役割は同じです。
ここでポイント!
押す時間によって接続する帯域が変わるんですよ。
| 押す時間 | 接続帯域 |
|---|---|
| 約2秒押す | 5GHz帯 |
| 約5秒押す | 2.4GHz帯 |
たとえば、動画やオンラインゲームなど高速通信が必要なときは5GHz帯を選びましょう。逆に、少し距離のある場所で使いたい場合は2.4GHz帯の方が安定します。
ボタンを押すと、「Wi-Fi」ランプが点滅します。この状態になったら、すぐ次のステップへ進みますよ。
押す秒数を間違えると接続できないこともあるので、ここはゆっくり数えて押すのがコツです。
③ スマホ・パソコン側でWPS接続を開始
次に、接続したい端末側でWPS設定を行います。
スマホなら「設定」→「Wi-Fi」→「WPSプッシュボタン接続」などの項目を選びましょう。
端末によって表記が少し違いますが、WPSボタンを押して数十秒以内に操作するのがポイントです。
このとき、ルーター側のWi-Fiランプが点滅している間に操作すれば、自動で通信情報がやりとりされます。
もし「WPSボタンが見つからない」または「WPSプッシュ設定がない」場合は、その端末がWPS非対応の可能性があります。
その場合は、SSIDと暗号キーを手動で入力すればOKです。後の章でくわしく解説しますね。
うまくいけば、数十秒で端末がWi-Fiに接続されます。パスワード入力なしでつながるのは、本当に便利ですよね。
④ 接続完了のランプ確認とタイミング
端末の接続が完了すると、光BBユニットの「Wi-Fi」ランプが点滅から点灯に変わります。これが接続成功のサインです。
もし端末側で「接続しました」や「インターネット利用可能」と表示されたら、設定完了です。
このとき、ランプの変化を見逃すと「うまくいってない?」と勘違いしてしまう人もいます。
焦らず、1分ほど待ってランプが安定点灯しているか確認しましょう。
接続完了後は、YouTubeやLINEなど通信アプリを開いて、正常につながっているか試してみるのもおすすめです。
これでWPSによるWi-Fi設定は完了です!お疲れさまでした。
⑤ 接続できないときの再試行ポイント
もしうまく接続できない場合は、次のポイントを順番に確認してみましょう。
- ルーターと端末の距離が近すぎる/遠すぎる
- WPSボタンを押す時間が短いまたは長すぎる
- 他の電波干渉(電子レンジなど)がある
- ルーターを再起動していない
- 端末がWPSに対応していない
再起動後にもう一度WPSボタンを押してみると、意外とすんなりつながることが多いですよ。
また、ルーターのファームウェアが古いとWPSが正常動作しない場合もあります。公式サイトから最新バージョンに更新しておくと安心です。
どうしてもダメな場合は、SSIDと暗号キーを入力する手動設定を試してみてくださいね。
「WPSがつながらない=故障」と思いがちですが、多くは設定手順や距離の問題なんです。
焦らずに、一つずつ確認していきましょう。きっと解決できますよ。
WPSボタンが見つからない・反応しないときの原因と対処法
「WPSボタンがどこにもない!」「押しても反応しない…」という声、じつはとても多いんです。
でも安心してください。ほとんどの場合、ちょっとした確認で解決しますよ。
① 光BBユニットの機種別ボタン位置の違い
まず多いのが、「WPSボタンが見つからない」というパターンです。
光BBユニットには複数のモデルがあり、ボタンの場所や名称が違うんですよ。
| 機種名 | WPSボタンの位置・名称 |
|---|---|
| 光BBユニット2.3/2.4 | 本体前面の右側「機能」ボタン |
| 光BBユニット1.0/2.0 | 背面「WPS」ボタン |
| ホームゲートウェイ(NTT製) | 側面または背面「らくらく無線」ボタン |
SoftBank光では「機能ボタン」=「WPSボタン」と同じ意味で使われています。
ラベルの違いで混乱しがちですが、押す動作は共通です。
もし本体を見てもボタンが見当たらない場合、光BBユニットではなく別メーカーのルーターを使っている可能性もあります。
その場合は、ルーターの取扱説明書を確認してみましょう。機種によってはWPSが非対応のモデルも存在します。
ボタンが見つからない=壊れている、ということではないので、落ち着いて確認してみてくださいね。
② WPS機能が無効になっているケース
ボタンを押しても反応しない場合、WPS機能自体が「無効」になっていることがあります。
特に、セキュリティ強化のために企業や学校などで設定変更されているルーターでは、WPSがオフになっていることが多いです。
家庭用の光BBユニットでは、設定画面(http://192.168.3.1)から「無線LAN設定」→「WPS設定」を確認できます。
ここで「有効」になっていればOKです。「無効」になっている場合は、チェックを入れて保存しましょう。
また、ルーターを長期間再起動していないと、一時的な設定エラーでWPSが反応しないこともあります。
一度コンセントを抜いて30秒ほど待ち、再び電源を入れると改善するケースも多いですよ。
③ 接続範囲・電波干渉のチェックポイント
WPSが反応しない原因のひとつに「電波干渉」もあります。
電子レンジ、Bluetooth機器、コードレス電話などが近くにあると、Wi-Fi信号に影響を与えてしまうんです。
もしルーターの近くにこれらの機器がある場合は、少し距離をとってみましょう。
また、ルーターと端末の距離が遠すぎるとWPS通信が届かないこともあります。
できるだけ3メートル以内で操作するのがおすすめです。
さらに、壁の厚いマンションや鉄筋構造の住宅では、電波が弱くなる傾向があります。
その場合は中継器を使って電波を補強すると安定しますよ。
意外と「物理的な距離」が原因のことも多いので、位置を変えて試してみるのも効果的です。
④ ファームウェア更新と再起動の方法
「ボタンを押してもランプが点滅しない」「何度やってもダメ」――そんなときは、ファームウェアの更新を試してみましょう。
SoftBank光の光BBユニットは、自動更新が基本ですが、手動更新も可能です。
設定画面(http://192.168.3.1)から「メンテナンス」→「ファームウェア更新」を選び、「最新に更新する」をクリックします。
数分でアップデートが完了し、ルーターが自動再起動します。
その後、もう一度WPSボタンを押して接続を試してみてください。
これでランプが点滅するようになれば成功です。
もし変化がない場合は、サポート窓口に連絡する前に「初期化」も検討してみましょう。設定がリセットされ、再びWPSが有効になることもあります。
WPS非対応機器をSoftBank光に接続する方法
「うちの機器、WPSに対応してないかも…」そんなときも安心してください。
SoftBank光では、WPSが使えなくてもWi-Fiに接続する方法がちゃんとあります。
① SSIDと暗号キーを手動で入力する
もっとも基本的で確実なのが、SSIDと暗号キーを手動で入力する方法です。
ルーター本体(光BBユニット)の背面や底面に、「SSID(ネットワーク名)」と「暗号キー(パスワード)」が記載されています。
これをスマホやパソコンのWi-Fi設定画面に入力すればOKです。
たとえば、スマホの場合は「設定」→「Wi-Fi」→表示されたSSIDを選択→暗号キーを入力、で完了します。
少し面倒に感じるかもしれませんが、一度つなげておけば次回から自動接続されるので安心です。
この方法はどんな機器でも使える、もっとも確実な接続手段なんですよ。
② QRコードでWi-Fiを簡単に共有する
最近のスマートフォンやプリンターには、「QRコード接続」が使えるものも増えています。
SoftBank光の光BBユニットでは、My SoftBankなどの設定ページでWi-Fi情報のQRコードを表示できる場合があります。
また、Androidスマホ同士なら、既に接続済みのWi-Fi情報をQRコードとして共有することもできるんです。
たとえば、家族のスマホがすでにWi-Fiにつながっているなら、そのスマホの「Wi-Fi設定」→「共有」→QRコードを読み取るだけで、他の端末もすぐ接続できます。
パスワードを打たなくていいので、子どもや年配の方でも迷わず使える便利な方法ですよ。
③ 中継器・メッシュWi-Fiとの連携設定
もし家の中で「2階に行くと電波が弱い…」というときは、中継器やメッシュWi-Fiを導入するのがおすすめです。
中継器の多くはWPSに対応していますが、WPS非対応でもSSIDとパスワードを入力して設定できます。
中継器を使うと、ルーターからの電波を拾って再送信してくれるため、家中どこでも安定した通信が可能になります。
また、最近人気の「メッシュWi-Fi」は、親機と子機を自動で最適ルート接続してくれる優れものです。
SoftBank光でも問題なく使えるので、「通信が不安定」「部屋ごとに電波が違う」と悩んでいる方にはぴったりですね。
WPSが使えなくても、こうした仕組みで十分に快適なWi-Fi環境をつくれます。
④ セキュリティ的に安全な接続方法
WPSが使えないからといって、セキュリティが下がるわけではありません。
むしろ、手動接続の方が安全に管理しやすい面もあります。
ポイントは、Wi-Fiの暗号化方式を「WPA2」または「WPA3」に設定すること。これにより、不正アクセスを防げます。
また、パスワードはなるべく長めで英数字混在にしておくと安心です。
短すぎるものは総当たり攻撃に弱くなってしまいます。
さらに、来客用には「ゲストWi-Fi機能」を使うのもおすすめ。
メインのネットワークとは別に一時的なSSIDを発行できるので、安全性が高まります。
このように、WPSがなくても「手動入力+強固な暗号化」でしっかり守れるんです。
Wi-Fi環境は安全第一。ちょっとした設定の工夫で、快適さも安心感も両立できますよ。
WPSを使うときのセキュリティ注意点と安全運用のコツ
WPSはとても便利な機能ですが、使い方を間違えるとセキュリティリスクが生じることもあります。
安心して使うために、押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。
① WPSのPIN方式とボタン方式の違い
WPSには「PIN方式」と「ボタン方式」の2種類があります。
SoftBank光では、基本的に安全性の高い「ボタン方式」が採用されています。
PIN方式は、8桁の数字(PINコード)を入力して接続する仕組みですが、総当たり攻撃に弱いという欠点があるんです。
一方でボタン方式は、ルーターのボタンを押して数分間だけ接続受付状態にするもの。
PINコードを使わないため、外部からの不正アクセスのリスクが低くなります。
もし古いルーターでPIN方式が有効になっている場合は、設定画面からオフにしておくのがおすすめです。
安全な接続は「短時間で、ボタンだけで完結」が基本ですね。
② 来客用Wi-Fi(ゲスト機能)の活用
友人や親戚など、家に人を招いたときにもWi-Fiを使ってもらうことがありますよね。
そんなときは、WPSを使わずに「ゲストWi-Fi機能」を活用しましょう。
ゲストWi-Fiは、メインのネットワークとは分離された一時的なWi-Fiです。
たとえば、SSIDに「guest」などが含まれる名前で表示されることが多いですね。
この機能を使えば、来客のスマホやパソコンからは家庭内ネットワークにアクセスできない仕組みになっています。
また、一定時間で自動切断される設定にしておくと、つなぎっぱなしを防げて安心です。
WPSの代わりにこうしたゲスト機能をうまく使うと、セキュリティもプライバシーも守れますよ。
③ WPSを使わない安全な接続設定
もし「セキュリティを最優先したい」と思うなら、WPS自体を無効にするという選択もあります。
ルーターの管理画面から「WPS機能」をオフにして、すべて手動設定にしておくことで、不正接続のリスクを最小化できます。
特にオフィスやテレワーク環境では、こうした設定が推奨されています。
また、ルーターのパスワードやSSIDを定期的に変更するのも効果的です。
「前に誰かが接続したまま放置されている」というトラブルも防げます。
安全に使うには、「必要なときだけWPSを使う」「終わったらすぐ解除」が鉄則ですね。
④ 家族で共有するときの管理ポイント
家族みんなでWi-Fiを共有している場合、誰がどの端末を接続しているのかを把握しておくのも大切です。
光BBユニットの設定画面では、「接続中の機器一覧」を確認できます。
「知らない名前の端末がある?」と思ったら、すぐに削除しておきましょう。
また、子どものスマホやゲーム機をつなぐときは、WPSよりもQRコード接続の方が安全です。
QRなら親が確認しながら設定できるので、他の人に情報を知られる心配がありません。
さらに、家庭内でルーターのパスワードや設定方法を共有しておくのもおすすめ。
誰かが困ってもすぐ対応できるようになります。
WPSは便利ですが、家庭内でのルールを決めておくと、より安心して使えますね。
SoftBank光でWPS接続がうまくいかない時のチェックリスト
「ボタンを押してもつながらない」「Wi-Fiランプが点滅しない」など、WPS接続で困った経験はありませんか?
ここでは、そんなときに試してほしいチェック項目をまとめました。
① WPSランプが点滅しない場合の確認項目
WPSランプがまったく点滅しない場合は、以下のチェックポイントを順番に確認してみましょう。
| 確認項目 | 対応策 |
|---|---|
| WPSボタンを短く押しすぎていないか | 2秒(5GHz)または5秒(2.4GHz)を目安に長押し |
| 電源ランプ・Wi-Fiランプが消灯していないか | ルーターの電源を再起動してランプを確認 |
| ファームウェアが古くないか | 設定画面で最新版に更新(再起動を実施) |
| WPS機能が無効化されていないか | 設定画面の「無線LAN設定」→「WPS設定」で有効にする |
多くの場合、再起動または押す時間を見直すだけで解決します。
慌てずに、一つずつ確認してみてくださいね。
② WPS対応端末かどうかの見分け方
意外と多いのが「端末がWPS非対応だった」というケースです。
特にiPhoneはWPSに対応していないため、手動設定が必要になります。
| 端末カテゴリ | WPS対応の有無 |
|---|---|
| Androidスマートフォン | 多くのモデルで対応(設定→Wi-Fi→WPS接続) |
| iPhone/iPad | 非対応(手動またはQR接続が必要) |
| ノートパソコン(Windows) | 多くの機種で対応(Wi-Fi設定内にWPS項目あり) |
| プリンター・ゲーム機 | モデルにより異なるため説明書を確認 |
もし設定画面に「WPS接続」や「プッシュボタン設定」が見当たらない場合は、手動接続を選びましょう。
端末ごとの対応状況を確認するだけで、解決の近道になりますよ。
③ 契約プラン・オプション確認
SoftBank光のルーターでWi-Fi(WPS含む)を使うには、「Wi-Fiマルチパック」オプション契約が必要です。
このオプションに加入していないと、Wi-Fiランプが点灯せず、WPS機能も動作しません。
My SoftBankにログインして、「オプションサービス」欄で契約状況をチェックしてみましょう。
もし未加入だった場合は、加入後すぐにWi-Fiが使えるようになります。
料金は月額550円(税込)で、「おうち割 光セット」利用者は割引されることもあります。
これを知らずに「壊れたかも」と思ってしまう方も多いので、ぜひ確認してみてくださいね。
④ サポートに問い合わせる前に試すこと
ここまで試してもつながらない場合、SoftBankサポートに問い合わせる前に次の3つを確認しておくとスムーズです。
- 光BBユニットの型番(例:E-WMTA2.3など)
- WPSボタンを押した際のランプの状態(点灯・点滅・消灯)
- 接続したい端末のメーカー・機種名
これらを伝えると、オペレーターが原因を早く特定してくれます。
また、再起動・初期化・LANケーブルの抜き差しを試しておくと、案外すぐ解決することもあります。
WPS接続は便利ですが、少しの設定ミスやタイミングでもうまく動かないことがあるんです。
落ち着いて確認すれば、必ず原因は見つかります。
「つながらない…」と感じたら、この章のチェックリストを順番に見直してみてくださいね。
今回は、SoftBank光でWPSを使ってWi-Fiに接続する方法を紹介しました。
WPSは「ボタンを押すだけ」でパスワード入力なしにWi-Fiをつなげる便利な機能です。
2秒で5GHz帯、5秒で2.4GHz帯を選べることや、ランプの点滅状態を確認するだけで接続の成否がわかるなど、使いこなせば本当に簡単ですよね。
もしうまく接続できないときも、ランプの状態・距離・オプション契約を確認すれば、ほとんどのトラブルは解決します。
また、WPSが使えない端末でも、SSIDと暗号キー入力やQRコード共有など、代替方法がしっかり用意されています。
正しく理解して使えば、WPSは毎日のネット接続をぐっと快適にしてくれる存在です。
ぜひ今日から、あなたのSoftBank光でWPSを活用して、ストレスのないWi-Fi生活を楽しんでくださいね!

