ソフトバンク光のファミリー・スーパーハイスピードは、西日本の戸建住宅向けに提供される最大1Gbpsの光回線です。
名前に「スーパー」が付いていても、10ギガ回線ではありません。
「今の契約はどれくらい速いの?」「毎月いくらかかるの?」と気になっている人もいるでしょう。
この記事では、他の回線タイプとの違いや月額料金、2026年12月からの料金改定をわかりやすく解説します。
契約内容の確認方法や速度が遅いときの対処法、10ギガへの変更手続きも紹介するので、今の回線を使い続けるか迷っている人は参考にしてください。
ソフトバンク光のファミリー・スーパーハイスピードとは?最大速度と料金を解説
ソフトバンク光のファミリー・スーパーハイスピードは、西日本の戸建住宅向けに提供される最大1Gbpsの光回線です。
名前に「スーパー」が付いていても、10ギガ回線ではありません。
まずは回線の基本情報と、似た名前のプランとの違いを確認しましょう。
西日本の戸建住宅向け1ギガ回線で10ギガとは別
ファミリー・スーパーハイスピードは、下り・上りともに最大1Gbpsで通信できる1ギガ回線です。
NTT西日本の「フレッツ 光ネクスト スーパーハイスピードタイプ 隼」に対応する、ソフトバンク光の回線タイプです。
たとえば、契約書を整理しているときに、この長いプラン名を見つけたとします。
「スーパーと書いてあるから、普通の1ギガより速い契約なのかな」と気になりますよね。
しかし、名前の印象だけで通信速度を判断することはできません。
契約内容を理解するには、次の3点を押さえておきましょう。
- 提供地域はNTT西日本エリア
- 主に戸建住宅で利用する回線タイプ
- 通信速度は下り・上りともに最大1Gbps
通常の1ギガ回線として提供されており、最大10Gbpsのサービスとは契約内容が異なります。
スーパーハイスピードという名称だけで、10ギガ回線を契約していると判断しないようにしましょう。
なお、西日本の戸建住宅であっても、住所や建物の設備によっては利用できない場合があります。
新しく申し込む際は、希望する住所でサービスを利用できるか確認してください。
最大通信速度とハイスピード・ギガスピードとの違い
ソフトバンク光には、スーパーハイスピード以外にも、名前が似ている回線タイプがあります。
特に間違えやすいのが、西日本向けの「ファミリー・ハイスピード」と、東日本向けの「ファミリー・ギガスピード」です。
それぞれの違いを整理すると、次のようになります。
| 回線タイプ | 提供地域 | 下り最大速度 | 上り最大速度 |
|---|---|---|---|
| ファミリー・スーパーハイスピード | 西日本 | 1Gbps | 1Gbps |
| ファミリー・ギガスピード | 東日本 | 1Gbps | 1Gbps |
| ファミリー・ハイスピード | 西日本 | 200Mbps | 200Mbps |
| ファミリー | 西日本 | 100Mbps | 100Mbps |
表に記載したファミリー・ハイスピードの速度は、IPv4(PPPoE)接続時の数値です。
IPv6 IPoE+IPv4接続方式を利用すると、下り最大1Gbpsに対応しますが、上りは最大200Mbpsのままです。
一方、スーパーハイスピードは、どちらの接続方式でも下り・上りともに最大1Gbpsとなっています。
東日本のギガスピードと西日本のスーパーハイスピードは、提供地域と名称が違うものの、最大通信速度は同じです。
ただし、表の数値は回線の技術規格上の最大値であり、実際に利用するときの速度ではありません。
通信速度は回線の混雑状況や自宅の接続機器などによって変わるため、最大1Gbpsの契約でも、常に1Gbpsで通信できるわけではありません。
契約中の回線がどの程度の速度に対応しているかを知りたい場合は、まず回線タイプの正式名称を確認しましょう。
ファミリー・スーパーハイスピードの月額料金と2026年の料金改定
ファミリー・スーパーハイスピードの月額基本料金は、2026年9月20日時点で2年自動更新プランなら5,720円(税込)です。
ただし、契約期間やオプションの利用状況によって、毎月の支払額は変わります。
2026年12月から予定されている料金改定も含めて、現在の料金と今後の変更点を確認しましょう。
現在の月額料金と光BBユニットを含む支払額
ファミリー・スーパーハイスピードの基本料金は、2年自動更新プランで月額5,720円(税込)です。
契約期間の異なるプランも用意されており、月額料金は次のように設定されています。
| 料金プラン | 月額基本料金(税込) |
|---|---|
| 2年自動更新プラン | 5,720円 |
| 5年自動更新プラン(TVセット) | 5,170円 |
| 自動更新なしプラン | 6,930円 |
5年自動更新プランは基本料金が低く設定されていますが、ソフトバンク光テレビへの加入が必要です。
テレビ伝送サービス利用料とテレビ視聴サービス利用料がそれぞれ月額495円かかるため、基本料金だけで総支払額を比較することはできません。
また、2年自動更新プランの5,720円も、すべての契約者が実際に支払う金額とは限りません。
たとえば、光BBユニットを通常料金でレンタルすると、月額513円が加算されます。
光BBユニットは、IPv6 IPoE+IPv4接続方式を利用するために必要な機器です。
基本料金と光BBユニットのレンタル料を合わせると、月額6,233円となります。
一方、スマートフォンとのセット割引などの条件を満たす場合は、指定された複数のオプションを月額550円で利用できるプランもあります。
このオプション料金を基本料金に加えると、月額6,270円です。
ただし、工事費やその他の有料サービス、キャンペーンによる割引は含めていません。
「契約時に見た料金より請求額が高い」と感じたときは、回線の基本料金とオプション料金を分けて確認することが、支払額を把握する第一歩です。
2026年12月の値上げ額と既存契約者への適用時期
ソフトバンクは、2026年12月から対象となる光回線プランの月額基本料金を改定すると発表しています。
ファミリー・スーパーハイスピードを含む戸建住宅向け1ギガ回線では、月額基本料金が330円(税込)引き上げられます。
改定前後の金額は、以下のとおりです。
| 料金プラン | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 2年自動更新 | 5,720円 | 6,050円 |
| 5年自動更新(TVセット) | 5,170円 | 5,500円 |
| 自動更新なし | 6,930円 | 7,260円 |
金額はすべて税込の月額基本料金です。
毎月330円の増額となるため、新料金が12か月間適用された場合、年間の基本料金は3,960円増えます。
ただし、現在契約している人は、全員が2026年12月利用分から新料金になるわけではありません。
改定後の料金が適用される時期は、契約している料金プランによって異なります。
- 自動更新なしプラン:2026年12月利用分から新料金が適用されます。
- 2年自動更新プラン:2026年12月以降に迎える契約期間満了月の翌月利用分から適用されます。
- 5年自動更新プラン(TVセット):2年自動更新プランと同様に、契約期間満了月の翌月利用分から適用されます。
たとえば、2年自動更新プランの契約期間満了月が2026年12月なら、2027年1月利用分から新料金となります。
契約期間満了月がそれより後の場合は、新料金への切り替えも後になります。
すでに自動更新プランを契約している人は、料金改定の開始月だけでなく、自分の契約期間満了月も確認してください。
ソフトバンクは、2026年12月からサービス名称を「SoftBank 光+」へ変更することも案内しています。
ただし、料金プランの名称変更と、契約中の回線タイプの名称変更は別の話です。
今後の契約内容を確認する際は、サービス名だけでなく、回線タイプと料金プランをそれぞれ確認しましょう。
ファミリー・スーパーハイスピードの契約内容と通信速度を確認する方法
ファミリー・スーパーハイスピードの契約内容は、My SoftBankや契約時の案内書類で確認できます。
通信速度が気になる場合は、回線タイプだけでなく、IPv6接続の利用状況や自宅のWi-Fi環境も確認しましょう。
契約内容の調べ方と、通信が遅いときに試したい対処方法を紹介します。
My SoftBankで回線タイプ・料金・契約期間を確認
現在の回線タイプや契約期間を調べるなら、My SoftBankで契約情報を確認する方法が便利です。
ソフトバンク光の契約者は、My SoftBankから契約内容や加入中のオプションサービスを確認できます。
たとえば、毎月の請求額を見て「以前より料金が高くなった気がする」と感じたとき。
基本料金が変わったのか、有料オプションが付いているのか、契約情報を確認することで原因を整理できます。
確認しておきたい項目は、次のとおりです。
- 現在利用している回線タイプ
- 2年自動更新などの料金プラン
- 契約期間と契約更新月
- 光BBユニットなどのオプション加入状況
- 毎月の基本料金と実際の請求額
特に、2026年12月からの料金改定が気になる人は、契約期間満了月も確認しておきましょう。
契約期間や契約解除料不要期間は、My SoftBankの「お客様情報」から「ご契約内容」を開くことで確認できます。
自動更新プランでは、契約期間満了月によって新料金が適用される時期が異なります。
そのため、現在の基本料金だけでなく、契約期間についても把握しておくと安心です。
My SoftBankで確認できない場合は、契約時に届いた「ご利用開始のご案内」や契約書類を探してみてください。
ソフトバンクの公式サポートでは、チャットサポートや電話サポート予約による問い合わせ方法も案内されています。
回線タイプ・料金プラン・オプションの3つを確認すれば、現在の契約内容を整理しやすくなります。
IPv6接続とWi-Fi環境を確認して速度低下の原因を調べる
ファミリー・スーパーハイスピードを契約していても、実際の通信速度が常に1Gbpsになるわけではありません。
通信が遅いと感じたら、まずは接続方式と自宅の通信環境を確認しましょう。
たとえば、夜に動画を見ているときだけ映像が止まる場合、回線の混雑やWi-Fiの接続状況が影響している可能性があります。
いきなり10ギガ回線へ変更する前に、現在の環境で改善できる部分がないか調べてみてください。
最初に確認したいのは、IPv6 IPoE+IPv4接続方式の利用状況です。
ソフトバンク光のIPv6 IPoE+IPv4接続方式を利用するには、光BBユニットのレンタルが必要です。
この接続方式は、IPv4とIPv6の両方に対応した通信環境を利用できる仕組みです。
回線タイプがスーパーハイスピードであっても、契約名だけでは実際に利用している接続方式までは判断できません。
光BBユニットの契約状況と現在の接続方式を確認することが、速度低下の原因を調べる手がかりになります。
Wi-Fiを利用している場合は、接続する周波数帯にも注目しましょう。
| 周波数帯 | 主な特徴 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 2.4GHz帯 | 離れた場所まで電波が届きやすい一方、電波干渉を受けやすい | 周囲の家電製品やほかの通信機器の影響 |
| 5GHz帯 | 電波干渉を受けにくい一方、距離が離れると届きにくい | ルーターとの距離や壁などの障害物 |
2.4GHz帯で接続している場合は、対応する機器で5GHz帯への切り替えを試す方法があります。
ルーターとスマートフォンの間に壁や大きな家具がある場合は、設置場所を見直してみてください。
通信が頻繁に途切れる場合は、接続機器の再起動も試しましょう。
ソフトバンクの公式サポートでは、機器の再起動やトラブル診断が案内されています。
光BBユニットが最新の型番ではない場合、追加料金なしで変更できることも案内されているため、利用中の機器を確認する方法もあります。
接続方式や機器を変更しても、通信速度が必ず改善するわけではありません。
改善が見られないときは、ソフトバンクの公式トラブル診断を利用し、通信環境や契約内容に問題がないか確認してください。
ファミリー・スーパーハイスピードから10ギガへ変更する必要はある?
ファミリー・スーパーハイスピードから10ギガへの変更は可能ですが、通信速度に不満があるからといって、必ず変更する必要はありません。
10ギガ回線は最大通信速度が高い一方で、料金や必要な接続機器、切り替え工事の条件が異なります。
現在の1ギガ回線との違いを比較し、変更する場合の手続きも確認しましょう。
1ギガと10ギガの料金差・通信速度・必要な機器
ファミリー・スーパーハイスピードは最大1Gbps、ソフトバンク光の10ギガ回線は最大10Gbpsの通信速度に対応しています。
ただし、10ギガに変更したからといって、実際の通信速度が必ず10倍になるわけではありません。
2026年9月20日時点の戸建住宅向け2年自動更新プランを比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | 1ギガ回線 | 10ギガ回線 |
|---|---|---|
| 最大通信速度 | 下り・上り1Gbps | 下り・上り10Gbps |
| 月額基本料金(税込) | 5,720円 | 6,380円 |
| 技術規格上の最大速度 | 1Gbps | 10Gbps |
| 利用条件 | 1ギガ回線の提供エリア・対応機器 | 10ギガ回線の提供エリア・対応機器 |
2026年9月20日時点の基本料金では、10ギガ回線のほうが月額660円高くなります。
ただし、この差額は1ギガ回線の料金改定前の金額を使った比較です。
2026年12月からの料金改定と、現在の契約に新料金が適用される時期を確認したうえで比較してください。
10ギガへの変更に伴う工事費や機器レンタル料金も、別途確認が必要です。
そもそも、最大通信速度が高い回線に変更しても、利用する機器が対応していなければ、その性能を十分に活用できません。
パソコンやルーター、LANケーブルなどの性能によって、実際の通信速度が制限される場合があります。
10ギガ回線は提供地域や設備に制限があるため、現在1ギガ回線を利用できていても、同じ住所で10ギガを契約できるとは限りません。
まずは10ギガの提供エリアを確認し、現在使っている機器が対応しているか調べましょう。
動画視聴や普段のインターネット利用で特に不満がない場合は、1ギガ回線をそのまま使う選択肢もあります。
一方、現在の接続環境を見直しても速度に不満が残る場合は、10ギガ回線への変更を検討する理由になります。
現在の通信環境で困っていることと、変更にかかる費用を整理してから判断しましょう。
10ギガへの変更手順と工事・機器返却の注意点
ソフトバンク光では、1ギガ回線から10ギガ回線へ変更するための手続きが用意されています。
ファミリー・スーパーハイスピードから変更する場合も、提供エリアの確認や申し込み、回線の切り替え工事などが必要です。
ソフトバンクが案内している手続きの流れを整理すると、次のようになります。
- 10ギガ回線の提供エリアを確認する
- ソフトバンクショップで回線変更を申し込む
- 案内された日程で切り替え工事を実施する
- 必要な接続機器を設置し、10ギガ回線の利用を開始する
- 以前の回線で使っていたレンタル機器を返却する
切り替え工事には、作業員が自宅を訪問する場合と、訪問せずに実施する場合があります。
訪問工事が必要なときは、工事当日の立ち会いが必要です。
たとえば、平日の午前中に自宅でオンライン会議を予定している場合、回線の切り替えによる通信停止を見込んでおく必要があります。
公式の変更手続きでは、切り替え工事当日の午前5時から午前7時まで、インターネット・電話・テレビが利用できないと案内されています。
通信停止が仕事や日常生活に影響しないよう、工事日程を確認しておきましょう。
切り替え後は、新しい回線で必要な機器を接続するとともに、以前の回線で利用していたレンタル機器の返却も忘れないようにしてください。
返却が必要な機器や返却期限は、変更手続きの案内に従って確認しましょう。
期限までに返却しなかった場合、違約金が発生する可能性があります。
また、回線の切り替えに必要な工事費は、工事内容や契約状況によって異なります。
10ギガへの変更を申し込む前に、工事費・必要な機器・通信停止時間・レンタル機器の返却条件を確認しておきましょう。
申し込みから利用開始までの条件を把握することで、切り替え時の予想外の出費や通信トラブルを避けやすくなります。
ファミリー・スーパーハイスピードの速度と料金を確認して利用方法を決めよう
ソフトバンク光のファミリー・スーパーハイスピードは、西日本の戸建住宅向けに提供される、下り・上りともに最大1Gbpsの光回線です。
10ギガ回線とは異なるため、契約中のサービスを確認する際は、回線タイプの正式名称を見て判断しましょう。
現在の通信速度に不満がなければ、無理に10ギガへ変更せず、今の1ギガ回線を使い続けることも選択肢の一つです。
速度が遅いと感じる場合は、IPv6接続の利用状況やWi-Fi環境を確認し、改善できる部分がないか調べてみてください。
月額基本料金は、2026年9月20日時点で2年自動更新プランなら5,720円(税込)ですが、2026年12月から330円の引き上げが予定されています。
既存の自動更新プランでは、契約期間満了月によって新料金の適用時期が異なります。
ソフトバンクの公式案内を参考に、My SoftBankで現在の契約期間やオプション料金も確認しておきましょう。
10ギガへの変更を検討する場合は、提供エリアや工事費、必要な機器を確認し、毎月の料金と利用環境を比較してください。
まずは現在の契約内容と通信環境を把握し、自分の使い方に合った回線を選びましょう。

