auひかりの返却物は、ホームゲートウェイやONU、モデムなどのレンタル機器が中心ですが、契約タイプや利用中のオプションによって内容が変わります。
「LANケーブルも返すの?」「ONUが見つからない」「伝票が届かない」と迷っている人向けに、返す物・返さない物を整理しました。
返却方法や期限の考え方、最大27,500円となる未返却違約金まで確認できるので、解約後の返却を迷わず進められます。
auひかりの返却物はこれ|ホーム・マンション別に確認
auひかりの返却物は、ホームゲートウェイやONU、モデムなど、KDDIからレンタルしている機器が中心です。
ただし、ホームとマンションでは使っている機器が違い、テレビや宅内LANのオプション利用状況によって返却物も増えます。
まずは契約タイプごとの基本形を押さえ、自宅にある機器と照らし合わせていきましょう。
ホームはHGW・ONU・利用中のレンタル機器を返却する
auひかり ホームでは、基本的にホームゲートウェイとONUが返却対象です。
auひかりテレビを利用している場合はセットトップボックスも加わり、レンタルしている無線LAN機器などがあれば、それらも返却対象になります。
「機器がいくつも並んでいて、どれがauから借りた物なのか分からない」と迷いやすい場面ですよね。
そんなときは、見た目だけで判断せず、KDDIから届く返却案内を基準に確認します。
代表的な返却物を整理すると、次のとおりです。
- ホームゲートウェイ
- ONU
- auひかりテレビのセットトップボックス
- レンタルしている無線LAN機器
- 同軸ケーブルモデムや高速PLCモデムなどの宅内LAN機器
ここで注意したいのが、すべての契約でONUが独立した1台として置かれているわけではないことです。
BL3000HMやBL4000HMのように、ONU機能をホームゲートウェイへ内蔵した機種もあります。
そのため、「ONUが見つからないから紛失した」とすぐに判断する必要はありません。
返却案内に記載された機器名称と、自宅にある機器の型番や製造番号を照合するのが最も確実です。
au公式の返却案内でも、機器名称と製造番号またはシリアル番号を確認して返却するよう案内されています。
マンションはHGWと配線方式に応じたモデムを返却する
auひかりマンションでは、ホームゲートウェイとモデムが代表的な返却物です。
ただし、建物の配線方式によって使う機器が変わるため、「マンションなら必ず同じ機器を返す」とは限りません。
VDSL方式やG.fast方式では対応するモデムを使う一方、タイプEやタイプFではモデムがない構成もあります。
ホームやマンションギガ・ミニギガでは、ホームゲートウェイとONUを使用する構成が基本です。
| 契約・利用状況 | 主な返却物 |
|---|---|
| auひかり ホーム | ホームゲートウェイ、ONU |
| マンションギガ・ミニギガ | ホームゲートウェイ、ONU |
| auひかりマンション | ホームゲートウェイ、配線方式に応じたモデム |
| auひかりテレビ利用中 | セットトップボックスを追加 |
| 宅内LAN機器をレンタル中 | 対象のレンタル機器を追加 |
プロバイダから別途借りているWi-Fiルーターなどは、KDDIの返却とは別に手続きが必要になる場合があります。
たとえばSo-net 光のauひかりコースでは、KDDI側の機器とは別にSo-netから借りたルーターの返却が必要になるケースがあります。
返却箱を閉じる前に、「KDDIから借りた物」と「プロバイダから借りた物」を分けて確認すると漏れを防ぎやすくなります。
契約タイプだけで返却物を決めつけず、実際にレンタル中の機器を基準に確認してください。
auひかりで返す物・返さない物を間違えない確認方法
auひかりの返却では、借りている機器を返すだけでなく、返却不要なケーブルや私物を入れないことも大切です。
ACアダプタなどは返却対象ですが、LANケーブルや電話ケーブルなどは返す必要がありません。
迷ったときは「届いた物を全部返す」ではなく、返却案内とシリアル番号を使って一つずつ確認します。
ACアダプタとSTB付属リモコンは返却し、LANケーブルなどは返さない
忘れやすい返却物が、レンタル機器に付属していたACアダプタです。
本体だけを箱に入れて満足してしまいがちですが、KDDIは機器に同梱されていた電源アダプタも返却するよう案内しています。
auひかりテレビを利用していた場合は、セットトップボックス本体だけでなく付属リモコンも返却対象です。
一方、機器と一緒に使っていた物でも、すべて返却するわけではありません。
| 返却する物 | 返却しない物 |
|---|---|
| レンタル機器本体 | LANケーブル |
| レンタル機器のACアダプタ | 電話用ケーブル |
| STB付属リモコン | インラインフィルタ |
| レンタル中の宅内LAN機器 | モジュラー分岐コネクタ |
自分で購入した無線LANルーターや電源ケーブル、テレビなどの私物リモコンは送らないでください。
au公式では、誤って送った私物について確認や返却ができない場合があると注意しています。
「念のため全部入れておこう」という判断は、むしろ誤送付につながります。
返却する物と返さない物を先に二つのグループへ分けてから梱包すると、入れ間違いを防ぎやすくなります。
返却案内の機器名とシリアル番号を照合して私物の誤送付を防ぐ
返却対象かどうかを最終判断するときは、KDDIから届く返却案内を確認します。
見るポイントは、機器名称と製造番号またはシリアル番号です。
たとえば机の下に黒い通信機器が2台並んでいると、見た目だけではどちらが返却対象なのか分かりにくいことがあります。
そんなときも、本体のラベルに記載された番号と返却案内を突き合わせれば、対象機器を絞り込めます。
型番が似ていても、番号が一致しない私物や別サービスの機器を一緒に送らないよう注意してください。
なお、ホームゲートウェイ内蔵のWi-Fi機能だけを解約する場合は、HGW本体を返却しません。
インターネット接続にホームゲートウェイを引き続き使用するためです。
「サービスを解約したから本体も返す」と決めつけず、何を解約したのかまで確認して返却物を判断しましょう。
auひかりの返却方法|伝票・梱包・返却先まで確認
auひかりの機器は、解約手続き後に届く着払い伝票を使って返却するのが基本です。
伝票は解約手続き後10日前後が目安で、箱や緩衝材は自分で用意します。
伝票が届かない場合も返却方法が用意されているため、未着のまま放置する必要はありません。
着払い伝票は解約手続き後10日前後で届く
au公式では、レンタル機器返却用の着払い伝票は解約手続き後10日前後で届くと案内しています。
返却する機器を先にまとめておけば、伝票が届いたあとスムーズに発送できます。
日曜の午後に「引っ越し準備もあるし、今すぐ機器を送りたい」と焦っても、まず確認したいのは解約手続きが完了しているかどうかです。
レンタル機器を返却しただけでは、auひかりの解約手続きにはなりません。
機器を先に発送するのではなく、契約の解約を済ませてから返却の流れに進みます。
梱包用の箱や袋、機器を守る緩衝材は利用者自身で準備します。
購入時の箱が残っていなくても、機器が配送中に動いたり破損したりしないように包めれば返却できます。
返却対象が複数ある場合は、1つの荷物にまとめて発送可能です。
本体とACアダプタなどの付属品を照合してから、まとめて梱包すると返却漏れを防ぎやすくなります。
伝票が届かない場合の送り方とKDDI回収センターへの返却方法
返却用伝票を紛失したり、解約後しばらく待っても届かなかったりした場合は、自分で着払い伝票を用意して返送できます。
au公式では、ゆうパック、ヤマト運輸、佐川急便などの着払い伝票を利用できると案内しています。
この場合の返却先は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 郵便番号 | 〒436-0025 |
| 住所 | 静岡県掛川市下俣800番地 |
| 宛先 | NECプラットフォームズ株式会社 装置製造部 配送グループ「KDDI回収センター」 |
| 送料 | 着払い |
「伝票が来ないから返却できない」と止まってしまう必要はありません。
自分で伝票を用意するときも、元払いではなく着払いを選び、指定された返却先を正確に記入してください。
発送前には、本体だけでなく返却対象のACアダプタやSTB付属リモコンが入っているかも見直します。
逆にLANケーブルや私物のルーターまで「念のため」と詰め込まないよう注意が必要です。
伝票がなくても返却はできるため、返却対象を確認したうえで速やかに発送しましょう。
auひかりの返却期限と未返却違約金はいくらか
auひかりの通常解約では、すべての契約に共通する「解約後何日以内」という返却期限は公式資料で明記されていません。
一方、一定期間返却しない場合は宅内機器未返却違約金が発生し、機器によっては最大27,500円です。
明確な日数が見当たらなくても、伝票が届いたら早めに返却するのが安全です。
通常解約では一律の返却期限日数は明記されていない
通常のauひかり解約について、今回確認したau公式資料では全契約共通の返却期限を何日以内とする記載はありません。
案内では「一定期間返却がない場合」や「速やかに返却」といった形で示されています。
そのため、ネット上で見かけた「30日以内」「60日以内」といった数字を、そのまま通常解約の共通ルールとして扱うのは避けたほうがよいでしょう。
返却伝票が届いた火曜の夜に「期限が書いていないなら、週末まで置いておいてもいいかな」と思うことはあるかもしれません。
ただ、未返却の状態を長引かせるメリットはありません。
返却日数が一律に示されていなくても、案内を受け取ったら機器を確認して早めに発送してください。
なお、ホームゲートウェイを利用者の希望で交換した場合は、新しい機器の受領後60日以内に旧機器を返却する条件があります。
この60日は機器交換時のルールであり、通常解約の返却期限とは別の話です。
未返却違約金は機器によって最大27,500円までかかる
レンタル機器を一定期間返却しない場合は、機器の種類や契約内容に応じて未返却違約金が発生します。
2026年版のauひかりの重要事項説明では、代表的な機器について次の最大額が示されています。
| 機器 | 未返却違約金の最大額 |
|---|---|
| ホームゲートウェイ | 8,800円(税込) |
| 回線終端装置一体型ホームゲートウェイ 高速サービス | 27,500円(税込) |
| 回線終端装置 高速サービス | 16,984円(税込) |
| 回線終端装置 上記以外 | 5,269円(税込) |
| G.fastモデム | 5,970円(税込) |
| セットトップボックス STA3000 | 6,600円(税込) |
実際の金額は契約内容や返却対象機器によって異なるため、表の最大額が必ず請求されるわけではありません。
とはいえ、ONU一体型ホームゲートウェイの高速サービスでは最大27,500円と負担が大きくなります。
「古い機器だから返さなくても問題ない」と判断せず、レンタル品は返却案内に従って返してください。
返却物が見当たらない場合も、そのまま放置するのではなく、まず機器名やシリアル番号をもう一度確認します。
未返却違約金を避ける一番確実な方法は、対象機器を確認し、伝票が届いた段階で返却を済ませることです。
auひかりの返却物で迷わないための最終チェック
auひかりの返却では、KDDIの返却案内に記載された機器名とシリアル番号を基準にすれば、返却漏れや私物の誤送付を防げます。
ホームゲートウェイやONU、モデムなどの本体だけでなく、対象機器のACアダプタやSTB付属リモコンも忘れず確認してください。
一方、LANケーブルや電話ケーブルなどの消耗品は返却不要です。
発送前に、机やテレビ台の周辺をもう一度見て「この電源アダプタはどの機器の物だろう」と迷ったら、見た目で決めず本体と返却案内を照合します。
ONU一体型ホームゲートウェイを利用している場合は別体のONUがないこともあるため、機器の台数だけで不足と判断しないでください。
自分で購入したルーターや私物のリモコンは、返却箱へ入れないよう注意が必要です。
返却用の着払い伝票は解約手続き後10日前後が目安で、紛失や未着の場合は自分で着払い伝票を用意して返送できます。
通常解約では全契約共通の明確な返却日数は示されていませんが、一定期間返却しなければ未返却違約金が発生します。
解約手続きを先に済ませ、返却案内が届いたら対象機器を確認して早めに発送するのが、最も迷いにくい進め方です。
